2009年より東京を拠点に活動中のドイツ人ジャズドラマーのデニス・フレーゼ。これまで渡辺貞夫、小曽根真、松田聖子、小野リサ、今井美樹、吉田栄作などと数多くの著名人と共演した経験を持つ彼ですが、今回はサイモン・コスグローブ(サックス)、井上洋介(ベース)と組みドイツフェスティバルにジャズの音楽をお届けします。
アーティスト詳細:
Dennis Frehse デニス・フレーゼ (Band Leader, Drums)
ドイツ・ハノーファー生まれ。米バークリー音楽大学を首席で卒業。ドイツへ帰国後、Branford Marsalis、Jesse Davis、Michel Reis、Julian & Roman Wasserfuhr、Martin Sasse などと共演し、全欧各国での演奏活動を幅広く展開すると同時に、教育の場でも実績を挙げる。2009年より東京を拠点に活動中。主な共演者は渡辺貞夫、小曽根真、松田聖子、小野リサ、今井美樹、吉田栄作、石丸幹二、 Dan Nimmer、David Bryant、Marty Holoubek、中村誠一、原朋直、安部潤、中川英二郎、守屋純子、寺久保エレナなど。 リーダーアルバムを今野敏が主宰する78LABELよりリリース。さらに音楽番組、CMに参加するなどのTV出演も数々あり、NHK「旅するためのドイツ語」では演奏活動を特集される。現在、洗足学園音楽大学ジャズコースの講師として後進の指導にも当たっている。
Simon Cosgrove サイモン・コスグローブ (Saxophone)
1982年、イギリスに生まれる。幼い頃からサックスとピアノを始め17歳の時BBCの音楽コンクールで受賞した。2000年ケンブリッジ大学に入学、首席で卒業後、2003年大和日英基金のスカラーとして来日した。 2004年より日本でプロジャズミュージシャンとして活動している。東京でDuke Ellington OrchestraやJamie Cullumとの共演を果たし、2010年1月にリーダーとしてレコーディングデビューした。2012年11月にインドのジャズフェスティバルに出演し、2013年12月に2ndアルバムをリリースした。2014年にオーストラリアのManly Jazz Festivalのメインステージで出演し、2015年にTokyo Jazz Sevenのリーダーとして3rdアルバム「Open all hours」をリリースした。2015年に前田憲男とエリックミヤシ ロのビッグバンドテレビ朝日「題名のない音楽会」に出演し、2017年より松田聖子SEIKO JAZZのメンバーとして活動中。2019年7月に4thアルバム「Simon Cosgrove Trio meets the Okazaki Bros」をリリースした。現在女子美術大学で准教授として音楽を教える。
Yosuke Inoue 井上陽介(Bass)
1964年7月16日、大阪生まれ。大阪音楽大学作曲科卒。91年よりニューヨークを拠点に活動。97年には初リーダーアルバム「スピークアップ」を発表をリリース。在米中、ドンフリードマン、ハンク・ジョーンズなどの数々のグループでのレコーディング、ライブハウス、ヨーロッパツアーでの演奏など国際的に活動。2004年には活動の拠点を日本に移す。2009年、小曽根真、渡辺香津美などをゲストに迎え録音した6枚目のリーダー作となる「LIFE」をリリース。2021年9月に武本和大(P)濱田省吾(Ds)とレコーディングした10枚目のトリオ第二弾「Next Step」をリリース。2022年、Spirit of Chick Corea Bandでスティーブ・ガッド氏とツアーで共演。なお2007年度から3年連続スイングジャーナルの人気投票では1位など常に上位にランクされる。現在、自己のグループ他、塩谷哲、大西順子、渡辺香津美、古澤 巌&山本耕史Dandyism Banquetのレギュラーメンバーとして活動の他、数々のセッションに参加し日本のみならず海外でも精力的に活動。ジャズのみならず、佐藤竹善、JUJU、小野リサなどの様々なジャンルのサポートでも活動。NHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」などの劇番にも多く参加。